概要

キッズプロジェクトとは


日本サッカー協会(JFA)による活動です。「サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の心身の健全なる発達と社会の発展に貢献する」という理念の実現を目指し、グラスルーツスポーツの推進活動に取り組んでいます。

その中で、キッズ年代(6~10歳)へのアプローチとして、2002年、「JFAキッズプロジェクト」を立ち上げ、翌年2003年から47都道府県サッカー協会と共に各地の保育園・認定こども園・幼稚園でボール遊びなどを教える巡回指導をはじめ、キッズフェスティバルやファミリーフットサルなど様々な取り組みをスタートしました。

外で遊ぶことが減った現代の子どもたちに遊びや運動を通じて健康な身体づくりを行いながら、チームワークやフェアプレイの心を育んでもらうことを目的に、「巡回指導」「フェスティバル」「指導者(キッズリーダー)養成」を活動の三本柱にしています。

スポーツは健康な身体をつくるだけではなく、挑戦する気持ちや失敗や挫折に負けない強い心を育みます。また、大勢の仲間やコーチと接する中で、協調性やマナー、思いやりの気持ちなど社会性を養う一助ともなります。

キッズ年代から良いアプローチを行うことで、スポーツ好きな子どもを増やし、将来的には日本のスポーツの発展、またはサッカーの発展にもつながります。楽しさと学びの両方を与えることを大事にしながら、子どもたちにとって良い働きかけをしていきましょう。


◇巡回指導

【出向いて全員に、きっかけつくり出会いの場を提供する

自治体等を通した呼び掛けに対し、賛同していただいている幼稚園・認定こども園・保育園等に、こちらから巡回して、幼稚園や保育園に所属する子ども達に、プログラムを用意し、サッカーを楽しむ時間を提供します。​

​保育士の皆さんや先生方が、運動の経験や知識があまりなく活動をなかなか自信を持って出来ないという場合に、運動の指導を得意とする私達が、プログラムを提供します。​

このHPは津市サッカー協会によるもので、活動は津市内が中心となります。その他の地域での活動を希望される方は各都道府県のサッカー協会をお調べください。【日本サッカー協会リンク】






◇指導者養成

【関わる人(おとな)を増やし、子どもにあった運動環境をつくる

子ども達が外遊び、運動を楽しむためには、周りの大人の関わりが必要です。多くの大人達に、子ども達のことを少し勉強していただき、積極的に関わっていただくための講習です。受講資格の設定を16歳以上(2018年4月1日以降は受講年度の4月1日時点で満15歳以上であることに変更。)からとしており、高校生、大学生にも、勉強をしてキッズリーダーとして子ども達に関わってもらっています。現在、全国で毎年5000人以上のリーダーを養成しています。

サッカー協会としては、毎年、全国でキッズリーダーを養成していただくための、キッズリーダーインストラクターを養成しており、たくさんのインストラクターに活躍していただいています。インストラクターの数が多くなったため、2009年より47都道府県にキッズリーダーチーフインストラクターを配置し、各都道府県でのリーダー養成の組織化と充実、キッズ年代の指導の向上に努めています。